成犬クラス
成犬のトレーニングは6種類のコマンドを使って愛犬(パートナー)と練習をしていきます。必要があればトレーニング用の首輪、チョークチェーンを使ってトレーニングしていきます。チョークチェーンは使い方を間違えばただ単に首を絞めるだけの道具になってしまうので、必ず正しい装着方法と正しい使い方をしっかりマスターして使います。その他、イヌに伝わる叱り方、褒めるタイミング、ハンドシグナルなどを飼い主さんがマスターし、トレーニングを進めていきます。
F.O.L(フリーオンリーッシュ&トレーニングゲーム)
最初の時間はお散歩の時に引っ張っては行けない事を教えていきます。この時、言葉と、リードを使ったコレクトという方法でパートナーに引っ張ってはいけないと伝えます。パートナーはリードを引っ張らなければ前、後ろ、横のどこにでも移動する事が出来、拾い食いをしなければ匂いを嗅いでも叱られる事はありません。もちろん排泄もかまいません。この F.O.L のルールはリードを引っ張らずにお散歩をし、飼い主さんのコマンド(命令)は最優先で聞く、それが出来れば自由にしてもよいことを教えていきます。
ヒールとスワレ The Heel and Sit
リードを持っている人がゆっくりと歩いている時でも早足の時でも横(ヒールポジション)について同じ速度で歩くことがヒールです。ヒールの間はにおいを嗅ぐのも排泄もしてはいけません。
歩道が狭い道路や、人ごみ、パートナーが興味を持ってほしくないような相手や場所などがあるときに使う事が多いコマンドです。
スワレとマテ The Sit and Stay
成犬クラスでのマテの練習はマテのコマンドがかかったらリードを持っている人が動いてもガマンする事、長時間マテをする事、興味を引く事が周りで起こっても動かない事を練習します。パートナーがガマン出来ずに動こうとする瞬間に叱り、動くのを止める事によってマテのコマンドをしっかり覚える事が出来ます。動いてしまってから叱ってもあまり効果はありません。
フォーマルリコール The Recall
スワレの状態からオイデで呼び寄せ、リードを持っている人の正面でスワレをさせる練習です。最初は正面から呼び寄せ、出来るようになったら横や後ろなど様々な方向から呼び寄せて正面で座るという練習です。正面でリードを持っている人の方を向いて座る事は意外に難しく、リードテクニックが上達します。実践では、最初にスワレをさせる必要はなく、どんな状態からでも呼び寄せてかまいません。
クイックヒール The Quick Heel
正面にパートナーを座らせた状態からヒールのコマンドを出してヒールポジションにつれて来た後、スワレのコマンドで座らせます。最初はヒールポジションまでリードを引きながら誘導しますが、最終的には誘導なしでヒールポジションに移動出来るように練習します。実践では正面に座らせた状態ではなく、F.O.Lの状態からヒールのコマンドでヒールポジションに移動出来るように練習します。
フセ The Down
パートナーがヒールポジションにスワレをしている状態から始めます。リードを持っている人がパートナーの方に向きを変えフセのコマンドを出します。フセのコマンドを覚えたらフセのままでのマテの練習をします。リードを持っている人が動いたり、長時間フセのまま待つ練習をします。ドッグカフェなどで長時間静かにしていてほしいときなどに使います。
スタンド The Stand
スタンドそしてマテのコマンドで立ったままじっとして動かない練習です。このコマンドは動物病院の診察台で、雨の日の散歩の信号待ちの時、そしてお散歩から帰って来てパートナーの後ろ脚を拭いてあげる時などに使います。練習ではスタンドそしてマテのコマンドでリードを持っている人が動いてもつられないようにする練習や体全体を触られてもスタンドの姿勢のまま動かない練習をします。
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